概日リズムが少しずつズレていく「非24時間睡眠覚醒症候群」とは?

概日リズムが少しずつズレていく「非24時間睡眠覚醒症候群」とは?

これまで、「睡眠相前進症候群(ASPS)」と、「睡眠相後退症候群(DSPS)」についてお話ししてきました。

それでは、今回はこれらとはまた違った概日リズム障害の一つ非24時間睡眠覚醒症候群(ひ 24じかん すいみん かくせい しょうこうぐん)」について詳しく解説していきますね^^

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「非24時間睡眠覚醒症候群」とは?

非24時間睡眠覚醒症候群:時差ボケによる影響や不規則な生活リズムの繰り返しによって、毎日の眠くなる時間が少しずつズレていく。

環境要因によって体内時計が狂ってしまい、毎日の就寝時間が少しずつズレていく概日リズム障害のことを「非24時間睡眠覚醒症候群(以下、「非24時間型」)」と呼びます。

この症状は、睡眠をとる時間帯の“ズレ”によって周期的に昼夜逆転生活が起こるため、「睡眠相後退症候群(以下、「DSPS」)」と混同しやすく、チョットややこしいと思います。

ですが、DSPSとの違いは毎日の就寝時間帯が遅い時間帯に固定されているわけではないことです。

非24時間型は、体内時計が24時間よりも長いサイクルの中で睡眠と覚醒を繰り返すことで、毎日少しずつリズムがズレることによって引き起こされます。

この症状は毎日およそ1時間ずつ遅れていくのが基本的な症状なのですが、「時差ボケ(時差障害)」や、シフトワークによる概日リズムの乱れ(交代勤務制障害)も非24時間型に見られる症状の一つです。

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これらの場合、時計遺伝子が刻むリズムが狂ってしまうため、睡眠と覚醒のリズムにも問題が出てきます。

また、「体内時計の狂いから起こる「概日リズム障害」」でもお伝えしたとおり、体内時計は朝日の光のような強い光によってリセットされる性質があります。

ですが、スマホやPCから出るブルーライトを夜寝る前などに見てしまっても、実は体内時計に強い影響を与えてしまいます。

そのため、それが原因となって体内時計のリズムがズレてしまうこともあるのです。

なお、体内時計から見ると、毎日の寝る時間の2~3時間前は、実は最も眠りにくい時間帯であることが明らかになっています。(いつも24時に寝ている人なら21~22時頃)

その時間帯にスマホやPCから出るブルーライトを見ていると、「最も眠りにくい時間」と言われる時間帯もどんどん後ろの時間にズレてしまいます。

そして、このせいでいつも眠くなるはずの時間に眠れなくなってしまう原因にもなるのです。

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社会的にも支障をきたすことが多い

非24時間型は夜に強い光を浴びたり、不規則な生活を繰り返すなどの環境要因によって、体内時計がズレてしまうことが多い病気です。

ただ、体内時計機能に関連した遺伝子に異常を持つ場合もあります。

と言うのも、この症状が最初に報告されたのは、実は全盲の人からであり、その後になって視覚障害を持たない人でも起こることが明らかになっているからです。

しかし、どちらにしても光による体内時計の時刻を合わせる機能が正確に働いていないため、起床時に概日リズムのリセットを行うことができず、眠くなる時間が遅れていきます。

また、この症状になると、周期が少しずつズレていってしまうため、毎日決まった時間に寝て決まった時間に起きようと努力しても、周期的に不眠を起こしたり、朝望ましい時間に覚醒をすることが難しくなってしまいます。

そうなってしまうと、眠くなる周期のタイミングが昼間に出てきた場合、日中に無理して起きていても、強い眠気があったり、注意力や集中力の低下、疲労感や倦怠感が出てくるため、本人にとっても周りの人たちにとっても良いことはありません。

このように、毎日の眠くなる時間帯や覚醒している時間帯が安定しないため、社会的にも深刻な支障をきたすことが多く、それに困ってお医者さんに行って受診される人も多いようです。

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対策:体内時計の“ズレ”修正は5,000ルクスの強い光

非24時間型をお医者さんで治療をしてもらう場合には「睡眠相前進症候群(ASPS)」、「睡眠相後退症候群(DSPS)」と同じく、「高照度光療法」という方法で体内時計の働きを調整します。

治療内容としては、手元の資料より引用させていただきますが、

■ある男性患者の場合

小学生のころから朝の寝起きが悪く、遅刻が多かった。

大学に入学したころから、入眠できる時刻が毎日1時間ずつ遅れていくことに気づいた。

このため、昼夜逆転と好ましい時間帯に睡眠のとれる時期が1ヶ月ほどの周期で繰り返されるようになった。

~ 中略 ~

つらくても朝8時の一定時刻に起床するとともにポータブルの機器で5,000ルクスの高照度光療法を行ったところ、入眠時刻が遅れるのが止まり、午前3時に毎晩入眠できるようになった。

この後、高照度光療法開始時刻を徐々に早め、最終的には6時起床、24時入眠という通常の勤務時間に同調した生活ができるようになった。

(「睡眠のはなし – 快眠のためのヒント:内山 真(中公新書)」より引用)

上記のとおり、非24時間型を治療する場合には、目覚めたときに高照度光療法で5,000ルクスの強い光を浴びて、徐々に体内時計のリズムを調整していきます。

また、お医者さんによっても治療方法は色々と異なるかもしれませんが、体内時計を正常に機能させるためには、光が重要なツールとなっていることには間違いありません。

その上で光の強さをコントロールするなら「光目覚まし時計inti(インティ)」を使えば、5,000ルクス以上(最大20,000ルクス)の強い光を手軽に浴びることができます。

そのため、体内時計が狂ってしまって朝の目覚めに困っている方であれば、とても役に立つ目覚ましアイテムになります^^

「光目覚し時計inti」設置イメージ

【「光目覚まし時計inti(インティ)」設置イメージ】

「光目覚まし時計inti(インティ)」スタンドタイプ

【スタンドタイプにもできます^^】

まとめ

それでは、今回の記事は以上となりますが、次回のページでは「時差ボケ」のメカニズムと対策について少し詳しくお話ししますね^^

最後までご購読いただきありがとうございました。


【次のページはこちら】

「時差ボケ」と言えば、海外旅行に行ったことがある人なら誰もが体験したことがあると思います。 ですが、この「時差ボケ」というのはどのようなし...
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