「閉塞型」と「中枢型」の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の違いは?

「閉塞型」と「中枢型」の「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の違いは?

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は大きく分けると「閉塞型」「中枢型」の2種類があり、どちらも似たような症状ですが、引き起こされるしくみは異なります。

それでは、これらはどのようなしくみで引き起こされるのでしょう??

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)のおさらい

「大事故にも繋がりかねない「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」とは?」ではこの病気(以下、「SAS」)の特徴について簡単に説明しましたが、SASがどういう病気なのか念のため、おさらいしておきますね。

■SASとは?(おさらい)

  • 睡眠中に「無呼吸」になったり「低呼吸」になって睡眠に障害が出る。
  • 睡眠の質が下がるため、日中に耐えがたいほどの強烈な強い眠気が襲って来くる。
  • 集中力がおちて仕事のパフォーマンスが低下する。
  • 上記の結果として、居眠りをしてしまう。
  • 乗り物を運転している場合には、大事故にも繋がる。
  • 主な要因は「肥満」だが、「痩せ型」体型でも起こりえる。
  • SASには「閉塞型」、「中枢型」、「混合型」の3つのタイプがある。

上記を踏まえた上で、今回は「閉塞型」「中枢型」のSASについて、もっと踏み込んで詳しくお話ししていきたいと思います^^

閉塞性睡眠時無呼吸症候群とは?

閉塞性睡眠時無呼吸症候群:鼻または口から肺にいたるまでの空気の通り道である気道の一部が狭くなったり、塞がってしまい、一時的に呼吸ができなくなる。

急に漢字ばかりで難しそうな名前を出してしまいましたが、「へいそくせい すいみんじ むこきゅう しょうこうぐん」と読みます。(以下、「閉塞性SAS」

SASにかかるほとんどの人がこのタイプで、生理的な原因と鼻やノドの形態異常の2つが重なって発症します。

「睡眠時無呼吸症候群の主な要因は「肥満」」でもお話ししたとおり、SASの主な要因は「肥満」です。

ですが、他にもアレルギー性鼻炎や慢性的な副鼻腔炎(ふくびこうえん)などの鼻の病気、扁桃腺の肥大、アゴが小さいなどの場合でも気道が閉塞しやすくなります。

そのため、肥満ではなくても睡眠中に呼吸が止まったり低呼吸になる場合があります。

そのメカニズムは、眠ると筋肉の緊張が解けて体がグッタリとするのですが、ノドの周りや舌の筋肉も例外なくグッタリするので、睡眠中は気道が狭くなりやすくなります。

また、仰向けで寝ている場合には、重力によって舌がノドに落ち込みやすくなるので、余計に気道を塞ぎやすくしてしまいます。

ただし、健康な人であれば上記のような生理的な要因による変化では、軽くイビキをかく程度でしかありません。

しかし、閉塞性SASの人は睡眠中に起こる上記のメカニズムによって、睡眠中の呼吸が困難になってしまうのです。

睡眠中に見られる閉塞性SASの症状

それでは、閉塞性SASには、どのような症状があるのでしょう??

睡眠中、確認できる症状は以下のものがあります。

■周期的なイビキと無呼吸・低呼吸を繰り返す

多くの人が自分では気付きませんが、隣で寝ている奥さん(またはご主人)に指摘されて初めて気付きます。

なお、この症状が1時間当たりに無呼吸が5回以上ある場合にはSASと診断されるようです。

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■中途覚醒・熟眠障害

無呼吸や低呼吸によって酸素不足で息苦しくなって、途中で目が覚めてしまったり、十分な時間を寝ても「寝足りなさ」が残ります。

また、睡眠中、脳に必要十分な酸素が届かなくなるので、脳内では呼吸を促進するための活動が高くなります。

このときの活動の高さは、激しい運動をしているときと同じくらいの強い活動です。

その結果として、途中で目が覚めたり、十分な睡眠時間をとったツモリでもスッキリできず、寝不足感を感じます。


■寝相が悪くなる・寝返りが増える

無呼吸になると苦しさでもがくような動きをしたり、睡眠の質が悪いため、通常よりも寝返りが増えます。

覚醒中に見られる閉塞性SASの症状

睡眠中に起こる閉塞性SASの影響によって、覚醒中にも以下の症状が出てきます。

■異常に強い強烈な眠気が襲ってくる

睡眠中に得られる実質的な睡眠時間が短くなるので、深い睡眠が減ってしまうと睡眠の質が悪くなります。

そうなると、覚醒中に強烈な眠気が襲ってくるため、居眠りが多くなります。

また、休んだ気がしないので、倦怠感が強くなって気分が乗らなかったり、集中力や記憶力も落ちるので、仕事などのパフォーマンスも低下します。


■起きたときに頭痛がする

睡眠中に無呼吸や低呼吸を何度も繰り返すと、血液中の二酸化炭素の濃度が高くなるため、脳の血流量が増えてしまいます。

その結果、頭蓋骨内の圧力が高くなってしまい、頭痛が起こってしまいます。


■胸やけ・ノドの痛み

無呼吸や低呼吸になると、呼吸をしようと頑張るため、いきんでしまいます。

その結果、腹圧が高まり、胃液が逆流して胃酸が食道やノドを焼いてしまいます。

また、この場合には、ぜん息がヒドクなることもあります。


閉塞性SASに見られる症状は以上の通りです。

それでは、次はSASのもう一つのタイプ「中枢型」にいきますね。

中枢性睡眠時無呼吸症候群とは?

中枢性睡眠時無呼吸症候群:脳にある呼吸中枢の働きに異常が起こり、呼吸に関する筋肉に命令が届かなくなって、呼吸ができなくなる。

また漢字ばかりの難しそうな名前が出てきましたが、「ちゅうすうせい すいみんじ むこきゅう しょうこうぐん」と読みます。(以下、「中枢性SAS」

先ほどもお話ししたとおり、SASにかかる人のほとんどが「閉塞性SAS」のタイプですが、脳からの呼吸命令が上手くいかなくなる「中枢性SAS」というものがあります。

中枢性SASは、脳内の「呼吸中枢」という呼吸をコントロールしている部分が異常を起こし、呼吸に関わる筋肉に対して脳からの呼吸命令が届かなくなり、呼吸が止まるタイプのSASです。

つまり、脳内の「呼吸命令システム」がエラーを起こしているせいで、体内の呼吸器が稼働しなくなってしまうってことですね。

閉塞性SASの場合には、気道が塞がると苦しさで呼吸をしようと一生懸命頑張ります。

しかし、中枢性SASの場合には、そもそもの呼吸命令システムに異常があるため、呼吸をしようと努力すらしません。

そのため、閉塞性SASに比べるとかなり怖い病気です。

ただ、中枢性SASを発症している人はごく稀で、SAS患者全体の0.4~4%のみであると言われています。

また、このタイプのSASを発症するのは中年から高齢者に多く、女性よりも男性に多いと考えられています。

中枢性SASに見られる自覚症状

それでは、中枢性SASには、どのような症状が見られるのでしょう??

実は中枢性SASの自覚症状は、閉塞性SASのものとほとんど変わりません。

睡眠中に無呼吸になることによって、睡眠が断片的になったりするため、当然睡眠の質は落ちてしまいます。

その結果、日中に強烈な眠気が襲って来たりして、気付いたら居眠りをしていることもあります。

なお、純粋な中枢性SASではイビキをかきませんが、閉塞性SASを合併している場合には、大きなイビキや唸り声を上げながら眠ります。(混合型のSAS)

混合型の睡眠時無呼吸症候群:1回の無呼吸発作の中で中枢性に引き続いて閉塞型を引き起こす。

【混合型のSASの人のイメージ】

他の病気との関連性

近年、SASは高血圧、狭心症、糖尿病などの様々な生活習慣病と関連していることが確認されています。

また、うつ病との相関も指摘されており睡眠に問題があることから、うつを引き起こしている可能性があります。

【関連ページ】

SASの治療法と対策

SASの主な治療方法はCPAPが一般的

SASの主な治療方法は「CPAP(シーパップ)」という方法を用いて気道が塞がるのを防ぎます。

そして、この治療によって症状が改善し多くの方が気分が良くなるようです。

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まとめ

それでは、今回は以上となりますが、次回のページでは「うつ病に伴う過眠症」「特発性過眠症」についてお話ししますね^^

最後までご購読いただきありがとうございました。


【次のページはこちら】

今回は「うつ病に伴う過眠症」と「特発性過眠症」についてお話ししますが、その他にも過眠症とまではいかないけれど、普段の生活の中で起こる「眠気」...
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