寝ないと太りやすくなるのはなぜ?うつ病とメタボの密接な関係とは?

寝ないと太りやすくなるのはなぜ?うつ病とメタボの密接な関係とは?

「うつ病など不眠症との関連が強いココロの病気の3つのタイプとは?」でもお話ししたとおり、不眠症とうつ病は密接に関係している病気です。

また、この両者はメタボリックシンドローム(以下、「メタボ」)にもなりやすいということもわかっています。

ですが、なぜ不眠症とうつ病がメタボになりやすい病気なのでしょうか?

それではこのページでは、寝ないと太りやすくなる理由うつ病とメタボの密接な関係性について詳しくお話ししますね^^

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不眠症や睡眠不足が続くと太りやすくなるのはなぜ?

不眠症や睡眠不足が続くと太りやすくなるのはなぜ?

「人は寝ないとどうなるの?睡眠不足のリスクとは?その重要性は?」でもお話ししたことがありますが、睡眠不足が体に与えるリスクの一つとして「肥満」があります。

ただ、忙しい生活の中で睡眠不足が続くと食欲が低下して逆に痩せてしまうのでは?と考えてしまうのが普通ですよね。

でも、睡眠不足の生活を続けていると意外と食べすぎてしまう人が実は多いのではないでしょうか?

私自身も過去には、仕事が忙しくて一晩で3~4時間しか睡眠をとれない時期がありましたが、当時は一度の食事量がいつもより増えていた気もしています。

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しかし、これはなぜなのでしょうか?

・起きている時間が長いことによる「手持ちぶたさ」「口さみしさ」

・睡眠不足から来る眠気を「食事で覚ます」ため?

・仕事や家事、人間関係のストレスが原因の不眠症による「やけ食い」

などなど、数えてみたら色々な原因があると思います。

ですが、結論から先に言ってしまうと、これらは直接的な原因ではなく、実は脳と体が持つシステムが問題を起こしていることが現在では明らかになっています。

これはどういうことなのでしょう??

以下で説明していきますね^^

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睡眠不足は脳の「食欲中枢」と「満腹中枢」を狂わす

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シカゴ大学の研究チームの発表によると、睡眠不足が食欲と満腹感に関連した「グレリン」「レプチン」というホルモンの分泌を変化させることが、2004年に明らかになっています。

つまり、ザックリと言えば、人は睡眠が足りなくなると、脳と体が持つ「お腹が空いた」、「お腹イッパイ」と判断するためのシステムが狂ってしまうということですね。

■「グレリン」とは?

「グレリン」は元々、成長ホルモンの分泌に関わるホルモンとして発見されたものですが、他にも食欲を増強させる作用を持っているホルモンです。

このグレリンは、十二指腸あたりで作られているホルモンですが、脳にある「食欲中枢」に作用して食欲を促しています。

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■「レプチン」とは?

「レプチン」は脂肪細胞で作られているホルモンで、血液中に分泌されたあと脳にある「満腹中枢」に作用して満腹感を感じさせるホルモンです。

なお、動物ではこのレプチンへ刺激を与える感受性が低いと、肥満になりやすいことが確認されています。

また、人間の場合にも太りやすい人は、レプチンに対しての感受性が低下していることが原因となっている場合もあります。

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睡眠不足になると脳と体は「食べろ!」と命令を出す

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さらに、上述のシカゴ大学の研究チームは、健康的な成人を対象に「睡眠時間を4時間に制限して2日間過ごさせる」という実験もしています。

すると、食欲を増やす作用の強いグレリンの量が増加して被験者の食欲が上がったという結果になったようです。

また、これとは逆に満腹感を感じさせるためのホルモンであるレプチンの量は減り、満腹感を得られにくくなったということも同研究結果により明らかになっています。

つまり、人は不眠症や睡眠不足に陥ると「食欲が高まる上、さらに満腹感を感じにくくなるため、食べすぎて太りやすくなる」ということなのですね。

わかりやすく言い換えるなら、私たちの脳と体は睡眠が足りなくなると睡眠不足によるエネルギーの消耗を防ぐため「食べろ!」という命令を出しているのですね。

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睡眠不足を避けて食事とカロリーをコントロール

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以上のとおり、睡眠と食欲というのは密接な関係を持っています。

そして、グレリンやレプチンが持つ作用を活かして睡眠不足を避けることができれば、それと同時に食事とカロリーをコントロールすることもできるということですね^^

このような理由からなのか、私も睡眠不足の生活が続いていたときは、一度の食事量が増えたりお腹が空くことが多くありました。

ただ、毎食時には健康を意識して必ず納豆豆腐を食べていたり、飲み物は糖分の多い甘いジュースをできるだけ避けて低カロリーの豆乳をよく飲んでいます。

そのオカゲもあってなのか、長年のあいだ睡眠不足状態を過ごしてきたのにも関わらず、幸いにも体型は太ることなく現状を維持できています^^

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うつ病がメタボになりやすいのはなぜ?そのまた逆も?

うつ病がメタボになりやすいのはなぜ?そのまた逆も?

さて、ここから先はうつ病とメタボの密接な関係性についてお話ししますね^^

冒頭でもお話ししたとおり、うつ病になってしまうとメタボになりやすいのですが、メタボを含めて他にも以下の病気になりやすいことがわかっています。

・肥満

・メタボリックシンドローム(メタボ)

・生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質代謝異常症など)

そして、これらに共通して言えることは、どちらか一方通行でなるのではなく、「双方向の関係」持っているということです。

「双方向」というのはお互いに相互している状態のことを指し、どれか一つの症状が出ていればそれに関連する他の症状も併発しやすいということです。

うつ病と生活習慣病はどちらか一方通行の関係でなるのではなく、お互いに影響し合う関係になっている。

【うつ病と生活習慣病の関係性】

例えば、上記の図のようにうつ病患者は、肥満・メタボ・生活習慣病になりやすく、これとは逆に肥満・メタボ・生活習慣病の患者は、うつ病になりやすいといった具合です。

つまり、うつ病になってしまった場合には、うつ病そのものの治療だけではなく、併発しやすい肥満・メタボ・生活習慣病への対策も必要になってくるということなのですね。

それではなぜ、うつ病がこれらの病気を併発しやすいのでしょうか?

原因としては以下の3点が挙げられます。

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原因1:身体活動量の低下による運動不足

メタボの原因1:身体活動量の低下による運動不足

うつ病患者は「気力がない」、「ヤル気が出ない」、「憂うつ」などといった状態なので、日常生活における身体活動量が著しく低下します。

そうなってしまうと、当然のことながら運動不足にも陥りますよね。

そして、糖質脂質などのエネルギーの消費量が減るので、体にはそれがそのまま脂肪として蓄積されていった結果、「太る」ということになるのですね。

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原因2:薬の副作用によって食欲が増加する

メタボの原因2:薬の副作用によって食欲が増加する

抗うつ薬の中には薬の副作用によって食欲が増進され、食べすぎてしまうことがあります。

また、上述した「原因1」とも重なるので、余計に併発しやすくなるということですね。

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原因3:薬の副作用による糖質・脂質代謝への影響

メタボの原因3:薬の副作用による糖質・脂質代謝への影響

「原因2」と同様、抗うつ薬の中には薬の副作用によって、糖質や脂質のエネルギー代謝に影響を与えてしまうものもあります。

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不眠症やうつ病は治療とともに食生活の見直しが重要!

不眠症やうつ病は治療とともに食生活の見直しが重要!

不眠症やうつ病は再発率がとても高い病気の一つです。

そのため、これらの病気は治療をすると同時に再発予防をすることがとても重要になってきます。

ここで言う「予防」というのは薬物などを使った方法ではなく、不眠症やうつ病になりやすい生活習慣や睡眠衛生の改善です。

そして、特にうつ病の場合に言えることなのですが、再発予防の方法は「食生活の見直し」が中心となってきます。

つまり、これらの病気というのは治療と予防の両方の面から見ても、「正しい食事」を摂ることがとても大切なのですね。

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また、不眠症やうつ病治療のそもそもの目的は、病気を治して社会に復帰すること、そして生活の質をアップさせてハッピーな人生を送ることですよね。

「うつ病は良くなったけれど、不眠症のまま」

「うつ病も不眠症も改善されたけれど、肥満・メタボ・生活習慣病になってしまった」

「せっかく治ったのに、不眠やうつがまた再発してしまった」

こんなことになってしまっては意味がありません。

だからこそ、「食生活の見直し」が重要なのですね。

【関連ページ】

まとめ

以上のとおり、今回は不眠症やうつ病とメタボの関係についてお話ししました。

このような悪循環を断ち切るためには、「正しい食事」を摂ることが栄養療法の基本です。

では、この「正しい食事」というのはどのようなことなのでしょう??

ここでそれをお話ししてしまうと、とても長いページになってしまうので、次のページにて「時間栄養学」と一緒にお話ししますね^^

それでは、今回は以上となります。

最後までご購読いただきありがとうございました。

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【次のページはこちら】

あなたは「時間栄養学」という名前の学問をご存知ですか? ちょっと難しそうな名前なので、きっと多くの人たちが初めて聞く名前の学問かもしれませ...
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